御真影
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御真影(ごしんえい)は、天皇・皇后の公式肖像写真をいう。明治期から各学校に「下賜」され、教育勅語の謄本とともに奉安殿に納められて、式典の際に拝礼の対象となった。
歴史
明治7年(1874年)頃から官庁・在外公館に下賜され、明治20年代以降は学校にも広がった。明治24年(1891年)の小学校祝日大祭日儀式規程により、紀元節・天長節などの式典で御真影に最敬礼し、勅語を奉読することが定められた。[1]
火災や災害の際には校長が御真影を守る責任を負い、持ち出しに失敗して自決した校長の例が「美談」として修身教科書に載ることもあった。
占領期
昭和20年(1945年)12月、文部省は各学校に御真影の「奉還」を指示し、翌年1月までに各府県で回収・焼却された。[2] 昭和21年には奉安殿の撤去も命じられた。
占領期以降の記述との違い
| 占領期以前の記述・扱い | 占領期以降の記述・扱い |
|---|---|
| 天皇への敬礼の対象として学校生活の中心にあり、その保管は学校の最重要事項であった。 | 回収・焼却されて学校から姿を消し、「天皇制教育の象徴」として批判的に記述されるようになった。 |