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靖国神社

提供: わがこと日本

靖国神社(やすくにじんじゃ)は、東京都千代田区九段にある神社。明治2年(1869年)に戊辰戦争の戦没者を祀る東京招魂社として創建され、明治12年(1879年)に靖国神社と改称された。国事に殉じた者を祀る神社として陸軍省・海軍省の管轄下にあり、神道指令によって国家との関係を絶たれた。

歴史

  • 明治2年(1869年) 東京招魂社創建
  • 明治12年(1879年) 靖国神社と改称、別格官幣社に列格
  • 明治20年(1887年) 陸軍省・海軍省の管理下となる
  • 昭和20年(1945年) 神道指令により国家管理を離れる
  • 昭和21年(1946年) 宗教法人となる

制度上の位置

戦前の靖国神社は内務省が所管する他の神社と異なり、軍が所管する唯一の神社であった。戦没者は天皇の勅裁を経て合祀され、春秋の例大祭には勅使が派遣された。学校では修身・国史の教材に取り上げられ、「靖国の神」となることが名誉として教えられた。[1]

占領期

GHQ 内部では神社の廃止案も検討されたが、民間情報教育局宗教課長バンスらは宗教施設として存続させる方針をとり、昭和21年に宗教法人となった。[2]

占領期以降の記述との違い

占領期以前の記述・扱い 占領期以降の記述・扱い
国家の祭祀施設であり、戦没者を祀る国の制度の一部であった。 一宗教法人となり、国との関係は政教分離の観点から問題とされるようになった。公人の参拝が政治問題化するのは昭和50年代以降である。

出典

  1. 大江志乃夫『靖国神社』岩波新書、1984年。
  2. ウィリアム・P・ウッダード『天皇と神道 GHQの宗教政策』サイマル出版会、1988年。

関連項目